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YouTube 向けテレプロンプター:セットアップとテイク
読んでいると分からせずに、原稿から YouTube の動画を録る。分で考える原稿の長さ、プロンプターの置き場所、そして動画をテイクに割る方法。
YouTube の作業の中でプロンプターがやること、やらないこと
原稿を、話す速さとだいたい同じ速さで固定された線の前に流します。目線は紙面に落ちる のではなく、レンズの近くに留まります。
録画はしません。録るのはあなたのカメラかキャプチャソフトで、映像はこのページを一切 通りません。書き出しもなく、透かしの心配もなく、アップロードもありません。ここには アップロードする先がないからです。原稿はあなた自身のブラウザの中に残ります。
以下はすべて、その分担を前提にしています。プロンプターが言葉を受け持ち、すでに使っ ている録画のしくみが映像を受け持ちます。
原稿を書く前に長さを決める
動画がどれくらいの長さになるかを見当づける実用的な方法は 1 分あたりの語数で、それは 送りが使っているのと同じ数字です。ステージが最初に開く設定である 1 分あたり 130 語な ら、8 分の動画はおよそ 1,040 語です。1,500 語の原稿を 1 分あたり 140 語で読むと、頭から 終わりまでおよそ 10 分半かかります。
ステージは再生まわりのコントロールの隣にその所要時間を出します。一般的な平均では なく、実際に設定した速度から計算しています。下書きを貼り付ければ、それが 6 分の動画 なのか 11 分の動画なのかがその場で分かります。プロンプターに近づく前に長さを出して おきたいなら、原稿タイマーが同じ計算を単独のページでやりま す。
撮り始めると、この数字は両方向に曲がります。間、撮り直し、息継ぎは、生の読みを見積 もりより長くしますし、編集でその間を詰めれば、出来上がった動画は読みより短くなりま す。この見積もりは動画の長さではなく言葉の長さだと思って、狙う長さの前後に余裕を 残しておいてください。
レンズに対してプロンプターをどこに置くか
原稿がレンズから遠いと、読んでいることが目に出ます。近づければ、ほとんど出なくなり ます。たいていのチャンネルでは、カメラのすぐ横、目の高さのスマートフォンかタブレッ トで足ります。ハーフミラーは文字をレンズの軸そのものに載せます。スタジオが使う理由 であり、ミラーモードがある理由でもあります。
画面ごとの具体的な話は、それぞれのページにあります。カメラの横に横向きで置く スマートフォンは iPhone、スタンドやハーフミラーの装置に載せる タブレットは iPad、収録に使っている機械そのものから読む場合は Mac と Windows。ガラスの組み方は ミラーモードのページにあります。
区切って録る
10 分の動画を切れ目なく 1 テイクで読むのは、この仕事のいちばん難しい形ですし、出来上 がった動画にそれが必要なことはまずありません。どのみち切るからです。
操作バーには原稿の切り替えと、新しい原稿を作るボタンがあるので、1 本の動画を長い スクロール 1 本ではなく、短い原稿 5 本にできます。つかみ、前置き、本編 2 つ、締め。 それぞれに所要時間が出ます。それぞれが、言い間違えても自分の位置を探さずに録り直せ るくらい短く、「先頭に戻す」を 1 回押せば、いま開いているものの先頭に戻ります。
テイクとテイクのあいだは、カットが継ぎ目を隠します。今週見た自信たっぷりのカメラ 向けの語りも、たいていは実際そうやって作られています。
読んでいることがいちばん出るのは最初の 15 秒
冒頭は、人が見続けるかどうかを決める場所であり、読んでいることがいちばん見える場所 でもあります。まだ誰も動画に馴染んでいないので、まっすぐ顔を見ています。
いちばん簡単な直し方は、冒頭を読まないことです。最初の 2 文はカメラに向かって覚えた まま言い、そのあとで「再生」を押して、下から原稿に引き継がせます。2 文を覚えるのは 小さな手間で、それで冒頭まるごとが買えます。
つかみも原稿に入れておきたいなら、設定した速度で 2、3 回リハーサルしてから、3 秒の カウントダウンを使って本番に入ってください。1 語めが動く前にレンズを見ていられま す。
速度は実際の話し方に合わせる
カメラの前で話す速さは、多くの人で 1 分あたり 120 語から 160 語のあいだです。真ん中 から始めて、一段落読み、頭の中でではなく読みながら調整してください。速度は 1 秒あた りのピクセル数ではなく 1 分あたりの語数なので、文字サイズを変えても、別の画面に移っ ても、その設定は同じことを意味します。
編集できつく詰めるつもりで、息をつく余地が欲しいなら、自然な速さよりわずかに遅く 回して、間はそのまま残してください。あとで抜くので、間は何も損ねません。撮ったもの に近い形で出すなら、実際の話す速さに合わせて、そこから動かさないでください。
声に出して読まれても生き延びる原稿を書く
ステージが出すのはただの文字です。太字も、ハイライトも、読み込みの手順もないので、 文書から貼り付けた原稿は、言葉だけになって届きます。
- 数字は口で言うとおりに書く。「二〇二六年」や「三分の一くらい」は速さの中でも読め ますが、「2026」や「34%」は、声に出しながら計算させます。
- 読みにくい名前は音のとおりに書く。説明欄に正しい表記が要るなら、最初の 1 回だけ かっこで添えてください。
- 段落は 2 文か 3 文に収め、息を継ぐところに空行を置く。その空行が、顔を上げられる 場所です。
- 強調には改行を使う。ステージが持っている強調はそれだけです。短い 1 行を単独で置く ほうが、太字よりも強く着地します。
- 下書きを一度声に出して読み、つっかえたところは削る。2 回つまずいたものは、そもそも テイクを生き延びる見込みがありません。
ショートと縦型の動画
ショートは、計算が容赦なくなるくらい短いです。1 分あたり 140 語なら、45 秒のショート はおよそ 105 語、60 秒ならおよそ 140 語です。前置きなしで、ひとつの考えを一度言う分量 です。
縦型で撮るなら、たいていはスマートフォンが撮影を担当しているので、原稿は別のものの 上になければなりません。2 台めのスマートフォン、タブレット、あるいはカメラの後ろに 立てたノートパソコンです。スマートフォンのフロントカメラで撮りながら同じ画面から 読むことはできません。カメラのアプリがすべての前面にいるからです。文字は大きく、 原稿は短く。この形式についてはショートの記事 にもっと書いてあります。
チュートリアル、デモ、画面を共有するもの
キャプチャの範囲に、プロンプターの載っているディスプレイが入っていれば、プロンプ ターも動画に入ります。トーキングヘッドの画では一度も問題になりません。取り込んで いるのがカメラだからです。画面録画のチュートリアルなら、最初の 1 分で問題になりま す。ウィンドウを 1 つだけ取り込むか、2 枚めのモニターを使うか、原稿をレンズの横の スマートフォンへ移してください。Mac と Windows の ページが両方の組み方を扱っています。
意図しないのに動画に入ってしまうもの
- 明るい画面は眼鏡に映ります。文字だけ明るい暗いステージでほぼ解決しますし、どちら の色も操作バーから調整できます。
- 長い行は目線を横に走らせますし、行末のちらつきは見えます。行が早く折り返すまで 文字サイズを上げてください。
- 長い文は語りから元気を抜きます。言っているのではなく、さばいているからです。短い 文は、演技を変えなくても生き生きと読めます。
- 頭が固定され、視線が動かなければ、言葉が完璧でも読んでいるように見えます。手を 動かしてください。考えの切れ目で、会話のときのように意識して視線を外してくださ い。
よくある質問
動画を録画してくれますか? しません。原稿をスクロールさせるだけで、録るのはあなたのカメラかキャプチャソフトで す。
原稿は YouTube や、あなたたちにアップロードされますか? どちらにもされません。あなた自身の機械のブラウザの中に残ります。
アカウントは要りますか? 要りません。登録もありませんし、アップグレードする先もありません。
10 分の動画なら原稿はどれくらいの長さにすべきですか? 1 分あたり 130 語なら、何も削る前でおよそ 1,300 語です。下書きをプロンプターに 貼り付ければ、実際に読む速度に合わせて正確に教えてくれます。