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Windows のテレプロンプター、ブラウザの中で

何もインストールせずに Windows PC で原稿を読む。ウェブカメラの位置、ディスプレイの拡大率と文字サイズ、キャプチャソフト、そして原稿の置き場所。

ウェブカメラのある場所にウィンドウを置く

Windows の机では、カメラが何かの真ん中にあることはめったにありません。片方のモニ ターの上端に留めてあるか、アームにねじ止めしてあるか、いまは大きな画面の横に寄せて あるノートパソコンの蓋に埋まっているかです。原稿はその真下に来なければなりません。

読み位置ラインはステージの真ん中を横切り、ステージはブラウザのウィンドウを埋めるの で、目線がどれだけ下がるかを決めるのはウィンドウの高さです。ブラウザのウィンドウを 低く幅広くして、カメラの下へ引き上げれば、文字はレンズの数センチ下に来ます。27 イン チのモニターで最大化したウィンドウは、手のひらの幅ぶん下に文字を置きますし、それは 画に写ります。

モニターが 2 枚あるなら、カメラの付いているほうにステージを渡し、もう一方はキャプ チャソフトと通話に空けておいてください。

ディスプレイの拡大率が、サイズの数字を相対的にする

文字サイズは 24 から 96 まであり、44 から始まります。この数字はガラスの上のミリでは なく CSS ピクセルです。Windows のディスプレイ拡大率の 125% や 150%、高解像度のノート パソコンのパネル、ブラウザ自身のズーム。どれも 44 が実際にどれくらいの大きさになる かを変えます。同じ設定が、仕事用のノートパソコンではちょうどよく、その隣のデスク トップのモニターでは小さすぎる、ということが起こります。

つまりこの数字は持ち運べません。ある機械から別の機械へ持っていかないでください。 スクリーンショットから読み取るのもやめてください。テイクのときに座る場所に座り、 「再生」を押し、一段落を声に出して読み、文字が苦もなく届くようになるまでスライダー を動かします。15 秒ほどで済みますし、モニターを替えた後でも通用する唯一のやり方 です。

とても幅の広い画面でも同じです。設定しているのは行の長さなので、ウルトラワイドでは サイズを上げ続けるより、ウィンドウを狭めるほうがたいてい良い答えです。

全画面と、ブラウザ自身の全画面

操作バーの全画面のコントロールと F キーは、ステージに効きます。下に続く文章は消え、 ステージはディスプレイを埋めるまで伸び、コントロールも一緒に動くので、抜けなくても 速度を変えられます。戻ってくると同じ行にいます。位置がピクセル数の目盛りではなく、 原稿全体のどこまで進んだかの割合で保たれているからです。

ブラウザにも自前の全画面のキーがあります。そちらはブラウザのツールバーを隠し、 ページの組み方はそのままにします。2 つは組み合わせられますし、カメラの横のモニター では、その組み合わせが、原稿しか載っていない真っ黒な長方形になります。

キャプチャソフト、OBS、画面共有

プロンプターは原稿をスクロールさせます。録画はしないので、あなたのキャプチャの構成 は何も変わりません。そこからひとつ導かれます。キャプチャの範囲に、プロンプターを 動かしているディスプレイが入っていれば、プロンプターも映像に入ります。

トーキングヘッドの画なら、これは一度も問題になりません。カメラを取り込んでいるから です。チュートリアル、ゲームのキャプチャ、画面を共有する類のものなら、すぐに問題に なります。ディスプレイ全体ではなく特定のウィンドウか特定のゲームを取り込むか、 プロンプターを 2 枚めのモニターに置いて 1 枚めを取り込むか、ウェブカメラの横に立てた スマートフォンから読んで、モニターは 2 枚とも空けておいてください。

キーボード

Ctrl+V は、先に枠をクリックしなくても、クリップボードの中身を原稿に貼り付けます。 たいていの原稿はこうしてここへ来ます。文書で書き、コピーし、貼り付け、読む。スペー スキーで再生と一時停止、M でミラーの反転、F で全画面です。

カーソルが原稿の枠にあるあいだ、ショートカットは効きません。これは意図してそうして います。原稿に「ミラー」と打ち込んだせいで、テイクの途中で画面が反転しないためで す。打ち込んで直したいときは、枠をクリックするか Tab で移動してください。それと、 フォーカスがボタンに当たっているときは、スペースキーは送りを始めるのではなく、その ボタンを押します。

スクロールの動きと、その後ろにあるシステム設定

スクロールの動きのコントロールには 3 つの位置があります。触らなければ、Windows に 頼んでいることに従います。システムの設定でアニメーションを控えめにしてあれば、原稿 は滑るのではなく 1 行ずつ送られます。どちらの向きにも上書きできます。システム設定に かかわらずなめらかなスクロールにも、システム設定なしで 1 行ずつにもできます。

1 行ずつの送りは、同じ距離を同じ合計時間で進むので、遅い設定ではありません。所要 時間の見積もりはそのまま通用し、原稿は言ったとおりの時刻に終わります。絶えず動いて いる文章より、届いてから静止する行のほうが読みやすい人もいます。長い原稿で一度試し てみてください。

音声追従と、ブラウザにそれができないとき

音声追従は、読んでいるあいだ耳を澄ませて原稿を合わせて動かします。Windows での音声 認識のブラウザ対応はまちまちなので、テイクの途中で自分で気づくことになる代わりに、 コントロールが分かったことを伝えます。このブラウザにそれができないなら、マイクの ボタンは、押したときに失敗するのではなく、使えない状態として表示されます。音声が どこへ行くかは、何かをオンにする前にスイッチの横に書いてあります。

ブラウザが対応していると答えておいて、動き出してから失敗することもあります。テイク の途中で認識が落ちたときは、設定した速度で時間による送りが引き継ぎ、原稿は動き続け ます。いまの状況は音声追従のページにあります。

インストールするものがない。それが実際の理由であることも多い

管理された業務用の機械では、ソフトウェアを入れるかどうかは他人が決めることです。 これはブラウザのタブの中の 1 ページです。ダウンロードなし、アカウントなし、管理者 権限なし、ログインなし。

原稿もそれに従います。この PC のこのブラウザのローカルストレージの中にあり、一度も アップロードされません。だからこそ、全社集会の原稿や、まだ誰にも発表していない数字 を入れておけます。同じ事実に代償もあります。この PC のこのブラウザだけがその原稿の ある場所で、閲覧データを消せば消えます。原本は、それを書いた文書のほうに残しておい てください。

モニターから読んでいるように聞こえないために

デスクトップのモニターは、プロンプターが置かれる位置より自分に近く、必要より大きい ので、大きな文字と長い行に人を誘い込みます。どちらも目線の移動を目に見えるものに します。

  • 目線が横に動かないくらい行を短く保つ。サイズを上げる前にウィンドウを狭めてくだ さい。
  • 速度は話す速さの近くに。多くの人で 1 分あたり 120 語から 160 語のあたりです。当てず っぽうではなく、読みながら調整してください。
  • 最初の数テイクはカウントダウンを使い、きれいに始められるようになったらオフにして ください。
  • テイクとテイクのあいだは、手でスクロールして戻すのではなく「先頭に戻す」を使って ください。

ステージ本体はトップページにあります。PC が収録をしていて、読むのは別のものに 任せたいなら、iPhoneiPad をご覧ください。