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無料のオンラインテレプロンプター

オンラインテレプロンプターは何をするものか

テレプロンプターは原稿を目の高さに掲げ、話す速さとだいたい同じ速さで、固定された 読み位置ラインの上を通していきます。目線は膝の上のスマートフォンに落ちず、レンズと 同じ高さのままです。仕掛けはそれだけで、こちらに話しかけているように見える人と、 こちらに向かって読み上げているように見える人の差も、そこから出てきます。

InstantPrompter はそれをブラウザのタブの中でやります。インストールも、アカウント も、アップロードの手順もありません。原稿を貼り付け、速度を決めて、読むだけです。

詳しいガイドを読む

まず原稿を動かす

ページを読み込んだ時点で、短い見本の原稿がすでに枠の中に入っていて、フォーカスも 「再生」に載っています。スペースキーを押せば動き出します。ページを開いてから、その まま読み始めるまでの道のりはこれで全部です。途中で何もクリックしません。

自分の原稿を読むなら、貼り付けてください。Cmd+V、Windows なら Ctrl+V で、 クリップボードの中身が枠にあるものの上に入ります。先に枠をクリックする必要は ありません。そこからもスペースキーで始められるので、貼り付けても手間は増えません。

マウスなら「再生」を 1 回クリックするだけです。それまでは何も動きません。ページが 自分からスクロールを始めることは絶対にありません。これは意図してそうしています。 この段落を読んでいる最中に原稿が滑っていったら煩わしいですし、システムで動きを 減らすように設定している人を無視することにもなります。

スペースキーで再生と一時停止、M でミラーの反転、F で全画面です。カーソルが原稿の枠 に入ると、これらのキーは効かなくなります。これも意図してそうしています。原稿の中で m の字を打っただけで、収録の最中に画面が反転してしまってはいけません。ページを開い たときにフォーカスが枠に載らないのも同じ理由です。この作りが払わせる代償はここ だけです。原稿を打ち込んで直したいときは、先に枠をクリックするか、Tab で移動して ください。

下に並んだコントロール

コントロールはすべてステージの下端の操作バーに収まっているので、設定を変えるときも いま読んでいる行から視線を外さずに済みます。

  • 再生、一時停止、先頭に戻す。「先頭に戻す」は原稿を頭まで戻します。テイクを しくじった直後に押すのはこれです。
  • 速度。単位は 1 分あたりの語数です。
  • 文字サイズ。ちょうどいい大きさは、どこかの誰かが決めた初期値ではなく、どれだけ 離れて座っているかで決まるからです。
  • ミラー。ハーフミラー越しに読むためのものです。組み方は ミラーモードのページにあります。
  • 全画面。全画面のあいだもコントロールには手が届き、抜けたときは同じ位置、同じ設定 に戻ります。
  • 3 秒のカウントダウン。急いでいて、毎テイク待たされるのが面倒なときはオフに できます。
  • スクロールの動き。初期状態ではシステムの「動きを減らす」設定に従います。なめらか なスクロールや 1 行ずつの送りに変えることもできます。
  • 文字色と背景色。暗い部屋で読みやすい画面と、キーライトの下で読みやすい画面は 別物です。
  • 複数の原稿を並べたまま切り替えられます。同じ内容の 3 つの版が、互いを上書きし合わ ずに済みます。

原稿はどこに置かれるか

原稿はあなたのブラウザが、それを打ち込んだ機械の中に保存します。私たちはそれを アップロードしませんし、端末のあいだで同期もしませんし、アカウントに結び付けも しません。結び付ける先のアカウントがそもそもないからです。速度、文字サイズ、配色、 カウントダウンの設定も同じやり方で覚えています。

これは両側に刃があって、どちらの側もはっきり書いておく価値があります。まだ出して いない発表、法務の文面、まだ誰の承認も取っていない原稿。そういうものを、機械の外に 出さないまま枠に入れられます。その代わり、ノートパソコンで書いた原稿はスマート フォンには置かれていませんし、閲覧データを消せば原稿も一緒に消えます。大事な原稿 なら、原本は自分の手の届くところに残しておいてください。

速度は語で測る。ピクセルではなく

ここでの速度は 1 秒あたりのピクセル数ではなく、1 分あたりの語数です。これは聞こえる 以上に効いてきます。

1 秒あたりのピクセル数は画面の性質です。文字サイズやウィンドウの幅を変えれば、同じ 設定でも読む速さは別物になり、先週合わせた数字は今日には別のものを指しています。 1 分あたりの語数はあなたの性質です。実際に話している速さに合わせておけば、 ノートパソコンでも、レンズの横に立てたタブレットでも、全画面でも、その速さのまま です。

時間の見積もりが正直でいられるのも同じ理由です。ステージにはこの原稿を読むのに かかる時間が出ますが、その計算にはスクロールが使っているのと同じ速度を使います。 だから数字はひとつだけで、ほとんど一致するのに一致しない数字が 2 つ並ぶことは ありません。見積もりだけが目当てなら、原稿タイマーが同じ 計算を単独のページでやります。

音声追従と、音声の行き先

音声追従は、読んでいるあいだ耳を澄ませて、原稿をあなたに合わせて動かします。 ゆっくりになればゆっくりに、止まれば止まります。自分でオンにするまでは動きません。

音声がどこへ行くかはブラウザによって変わります。何かをオンにする前から、スイッチの 横にどちらの経路になるかが書いてあります。端末の中で音声認識を動かせるブラウザは そこで処理し、音声はあなたのコンピューターから出ません。動かせないブラウザ、いまの ところ Safari と iOS がそれにあたりますが、そちらは文字起こしのために音声をブラウザ の提供元へ渡します。適用されるのはその提供元の規約です。

どちらの経路でも、私たちはあなたの音声を受け取らず、保存せず、転送しません。そもそ もこの経路の中にいません。どのブラウザがいまどちら側にいるかを含めて、詳しくは 音声追従のページにあります。

読んでいるように聞こえない読み方

テレプロンプターが決められるのは目線の行き先までです。口ではなく紙のために書かれた 原稿は、直せません。

  • 声に出して書く。発表する文ではなく、口にする文を使ってください。下書きは一度声に 出して読み、つっかえたところは全部削ります。
  • 速度は憧れの数字ではなく自分の声に合わせる。カメラの前で話す速さは、多くの人で 1 分あたり 120 語から 160 語のあいだです。真ん中から始めて、一段落読んで、調整して、 あとはそのままにしておきます。
  • 原稿はレンズの近くに置く。カメラから 60 センチ横にあるテレプロンプターは、泳ぐ 目線を治すのではなく、行き先を移すだけです。
  • 息継ぎの場所で改行する。段落が短ければ着地する場所ができますし、長い文が一度に まとめて届くこともなくなります。
  • カウントダウンをオンにして 1 テイク録ってみる。3 秒は、考えの途中から始まって しまうのと、ちゃんと始まるのとの差になることがよくあります。
  • 録る前に、設定した速度で一度通して読む。テレプロンプターのせいにされる問題の 半分は、そもそも声に出して生き延びる見込みのなかった文です。

原稿づくりと話し方はブログでさらに掘り下げています。

手元の機材で組む

読み位置ラインの場所はどこでも同じです。その周りの機材は同じではなく、組み方ごとに 面倒な部分があります。レンズの横に横向きで置いたスマートフォン、スタンドに載せた タブレット、ガラスの後ろに原稿を置いたノートパソコン。

  • iPhoneiPad。横向き、スタンド、そしてシステムの バーがどこに来るか。
  • MacWindows。全画面の挙動と、2 画面での組み方。
  • YouTubeZoom。収録と通話。カメラと原稿が画面の 同じ場所を取り合います。

ほかの無料テレプロンプターとの比較

無料のブラウザ用テレプロンプターは珍しくありませんし、そのうちのいくつかはこれに できないことをやります。2026 年 8 月 27 日時点で、 VoicePrompterSolPrompter はどちらも登録なしで音声に追従します。 cueprompter.io はブラウザの中で動画を録画しますが、この ツールはそれをまったくやりません。CuePrompter は自社の トップページの冒頭で、自らを無料オンラインテレプロンプターの第 1 位と名乗って います。

このツールが軸にしているのは最初の 30 秒です。読み込んだ瞬間から読めるステージ、 ブラウザの中に残る原稿、そして実際に読んでいる速度から出した所要時間。日付と出典の 付いた機能比較は、ここではなく比較ページに置いてあります。製品が自分の トップページに載せたチェックマークだらけの表の値打ちは、だいたい想像どおりです。

このツールがやらないこと

  • 録画はしません。原稿をスクロールさせるだけで、映像はカメラか通話ソフトが録ります。 上に挙げたツールのいくつかはブラウザの中で録りますが、これは録りません。
  • スマートフォンからのリモート操作はありません。速度も再生も、原稿を映している端末 の上で変えます。
  • クラウド同期もアカウントもありません。原稿を手元に置いておくという決定を、裏側 から見たものです。
  • ファイルの読み込みはありません。本文を貼り付けてください。PDF や Word の読み込み はありません。

よくある質問

登録は必要ですか? いいえ。アカウントも、メールアドレスも、ログインもありません。

無料ですか? 無料です。そして、アップグレードする先もありません。

原稿はアップロードされますか? されません。ブラウザがあなた自身の機械の中に保存します。

明日も原稿は残っていますか? 同じ端末の同じブラウザなら残っています。閲覧データを消すと消えます。

スマートフォンでも使えますか? 使えます。横向きでも使えます。スタンドとシステムのバーについては iPhoneiPad のページにあります。

ハーフミラーと一緒に使えますか? 使えます。ミラーモードはそのためのものです。ミラーモードを ご覧ください。

速度はどれくらいに設定すればいいですか? 自分が話す速さの近くです。1 分あたり 120 語から 160 語が多くの人に合います。 当てずっぽうではなく、一段落読みながら調整してください。

音声追従は私の声をどこかへ送りますか? ブラウザによります。オンにする前に、スイッチがどちらの経路かを教えてくれます。 音声追従をご覧ください。